IT×青果物卸売×広告 異業種の特色を活かして
地産地消・地域コミュニティの復活を目指す新しい取組みに向けた「Axisのやさい」米子初開催
株式会社アクシス(本社:鳥取県鳥取市 代表取締役:坂本哲)と株式会社米子青果(本社:米子市両三柳 代表取締役社長:上田博久)と有限会社あっぷるはうすが3社協業で秋頃にサービス開始を目指す、地産地消・地域コミュニティの復活を目指す新しい取組みが始まります。皮切りに7月29日(土)JR米子駅のリニューアルと同日開催の「地ビールフェスタin米子」にフードロス(規格外野菜の販売)と子ども食堂の支援を目的とする「Axisのやさい」を出店します。
<鳥取市で開催のAxisのやさいの様子>
地域コミュニティの復活を目指して
高齢化・過疎化が急速に進む地方における人との繋がりは、人との関りが制限された生活が続いたことで希薄化が進み、かつては存在していた「地域コミュニティ」の復活には地方の生活を温かく、豊かにする要因の1つとして期待が寄せられています。
「農作物で人と人をつなぐ」をコンセプトにスタートした、「Axisのやさい」の活動には現在、30を超える農家・生産者さんにご協力いただく他、弊社の社員以外にも小さなお子さんから大学生、地域の方や農家の方まで多くの皆さんがボランティアとして参加いただいています。このように「Axisのやさい」を通じてできた、小さな人のつながりの芽は毎年、確実に成長を続けています。
■Axisのやさいとは
「Axisのやさい」は株式会社アクシスが2020年10月に鳥取市で開始した地域のフードロス対策と子ども食堂の支援を目的としたCSR活動です。地域の農家・生産者さんから直接仕入れた規格外野菜・余剰野菜を安価な価格で地域の皆様に販売すると共に、鳥取市内の子ども食堂に野菜を寄付しています。昨年は県内各企業とのコラボ開催やイベント出店を中心に「Axisのやさい」を年間17回開催、延べ2,000人以上の地域の皆様に来所いただいています。
また、子ども食堂への野菜・果物などの寄付は87,709円分に相当し、鳥取市内28箇所の子ども食堂に届けています。さらに「Axisのやさい」から派生した「Axisのやさい定期便」は、2022年に個人向けにもサービスを開始し、その収益の一部を鳥取市地域食堂ネットワークに寄付、子ども食堂の運営に役立てられています。
(ウェブサイト:https://www.t-axis.co.jp/axis-vege/)
■3社協業の背景
株式会社米子青果では鳥取西部を中心に野菜・果物を取扱い、生産者と消費者をつなぐ要として、地域の日々の食卓・生活を支えています。農家様から出荷先の見つからない規格外や余剰の野菜・果物を仕入れ、「Axisのやさい」に提供いただきます。
有限会社あっぷるはうすは「魅力を引き出すビジネスパートナー」を掲げ、山陰の企業、自治体を中心に広告代理店という枠を超えた事業を展開しており、近年では障がい者アートを地域に広げるソーシャルビジネスや学生支援等に取り組んでいます。「Axisのやさい」のようなマルシェを米子市で開催することを通して、地域コミュニティの復活を目指しています。
フードロスと地域コミュニティの復活をめざす
新たな取り組みにご期待ください。